ストレスの科学を学ぶ本
おすすめの本
5冊
コーピングのやさしい教科書
編集部の評価:94/100
伊藤絵美/金剛出版
ストレスを感じたときの対処法を増やし、自分に合うものを書き出して考えたい人。
内容・選ぶ前の確認
ストレスへの気づきからコーピング、マインドフルネス、スキーマへ進む。ワークシートを使って、自分の経験と結びつけながら学ぶ実践向けの本。
選ぶ前に確認:紙に書いて取り組む時間を取りたい本。過去の体験を考えるワークがつらくなるときは無理に続けず、必要に応じて専門家と取り組みたい。
評価の理由:対処法を増やすワークが具体的。書いて取り組む時間を確保し、無理のない範囲で進めたい。
出版社の紹介はじめてのストレス心理学
編集部の評価:90/100
永岑光恵/岩崎学術出版社
ストレスという言葉の意味を整理し、自分の反応や対処を心理学から考えたい人。
内容・選ぶ前の確認
大学講義を基に、心と体の両面からストレスを説明する。各章のワークにも取り組みながら、自分の経験と理論を結びつけて学べる。
選ぶ前に確認:心理学の入門知識がある人を想定し、生理学の専門用語も出てくる。すぐ試す気分転換のアイデアだけを並べた本ではない。
評価の理由:理論とワークを結びつけて学べる。心理学の基礎知識がある人に勧めやすい。
出版社の紹介大学生のストレスマネジメント 自助の力と援助の力
編集部の評価:90/100
齋藤憲司・石垣琢麿・高野明/有斐閣
学業や人間関係で困ったとき、自分でできる対処と周囲への相談を考えたい大学生。
内容・選ぶ前の確認
学生相談の経験を踏まえ、生活、勉強、友人、家族、将来など大学生活の場面からストレスを扱う。学生本人だけでなく、支える家族や教職員にも読みやすい。
選ぶ前に確認:2020年刊。学内窓口や社会制度などの具体的な利用情報は、所属大学や公的機関の現行案内で確かめたい。社会人の職場ストレスを中心にした本ではない。
評価の理由:大学生活の具体的な悩みと援助先を考えやすい。制度や窓口は現行情報の確認が必要。
出版社の紹介超絵解本 心と体はこんなに繊細! ストレスの取扱説明書
編集部の評価:83/100
ニュートンプレス/ニュートンプレス
ストレスが心だけでなく体にも関わる仕組みを、図から学びたい人。
内容・選ぶ前の確認
ストレスへの反応、脳や体の働き、日常での対処を図解する。専門書の前に、ストレスについての基本用語と全体像を知る入口になる。
選ぶ前に確認:幅広く扱う図解入門で、個別の悩みに合わせたワークブックではない。病気の自己診断や治療法の決定には使わない。
評価の理由:ストレスの仕組みを図で知る入口になる。個別の悩みに対応するワークブックとは異なる。
出版社の紹介眠れなくなるほど面白い 図解 ストレスの話
編集部の評価:82/100
ゆうきゆう(監修)/日本文芸社
長い専門書より、短い項目とイラストからストレスの考え方に触れたい人。
内容・選ぶ前の確認
対人関係や生活習慣など、身近な場面からストレスとの付き合い方を紹介する128ページの図解本。気になる章から少しずつ読む入門に向く。
選ぶ前に確認:2026年の紙版は2021年刊の価格改定版。研究の詳細を学ぶ専門書ではなく、男女差などの一般論を自分や相手にそのまま当てはめないように読みたい。
評価の理由:短い項目と図解で読み始めやすい。2021年の内容に基づく入門として使いたい。
書誌情報選ぶときのポイント
生理学と心理学の比重
体の反応を知りたいなら生理学の説明、考え方や行動との関係を知りたいなら心理学の説明が中心の本を選びます。
研究事例の多さ
実験の結論だけでなく、対象者や調べ方が説明された本は結果の意味を追いやすくなります。研究紹介と体験談の扱いも読み比べます。
読みやすさ
図で仕組みを追いたいか、身近な事例から読みたいかで選びます。序章だけでなく、専門用語が増える中盤の章も試し読みします。
購入前の確認
- 診断や治療を代替すると謳っていないか見る
- 引用研究の年代を確認する
- 相談先の案内が適切か確かめる