睡眠の仕組みを学ぶ本
おすすめの本
3冊
今さら聞けない 睡眠の超基本
編集部の評価:92/100
柳沢正史(監修)/朝日新聞出版
専門的な脳科学の本に進む前に、睡眠の基礎と生活との関係を読みやすく知りたい人。
内容・選ぶ前の確認
睡眠の仕組みや環境の整え方などを広く扱う入門書。細かい快眠テクニックに飛びつく前に、自分の習慣を振り返るための知識を整理できる。
選ぶ前に確認:具体的な睡眠改善方法だけを求める人には、基礎知識の分量が多く感じられる。症状ごとの診断や治療を決める本ではない。
評価の理由:睡眠の基礎を読みやすく整理できる。改善方法だけを求めると基礎説明が多く感じられる。
出版社の紹介一流の研究者たちが教える 快眠の科学
編集部の評価:91/100
三島和夫(監修)/伊藤和弘(著)/日経BP
睡眠の仕組みから寝室の環境まで、専門家の解説を通して広く知りたい人。
内容・選ぶ前の確認
20人の医師・研究者らの解説をまとめ、睡眠と体の関係や眠る環境を扱う。気になる項目から読んで、睡眠についての基礎知識を整理する使い方に向く。
選ぶ前に確認:すでに専門家から説明を受けている人には既知の内容が多いことも。個別の睡眠障害の解決策が見つかるとは限らない。
評価の理由:専門家の解説を幅広く読める。既に学んだ人や個別症状の答えを求める人には限界がある。
出版社の紹介睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか
編集部の評価:89/100
櫻井武/講談社
眠りと覚醒が脳のどのような仕組みで生じるのか、研究の話から理解したい人。
内容・選ぶ前の確認
睡眠の基礎と脳内の仕組みを、オレキシンなどの研究とともに解説する科学読み物。睡眠をめぐる問いを、研究者がどう調べるかに関心がある人に合う。
選ぶ前に確認:2017年刊の改訂新版。神経や脳の専門用語が多く、快眠の手順をすぐ試す実用書とは性格が異なる。
評価の理由:眠りの脳科学を深く知る目的に合う。専門用語が多く、手軽な快眠法の本ではない。
出版社の紹介選ぶときのポイント
研究解説の新しさ
刊行年だけでなく、参考文献に挙がる研究の年代を見ます。研究の結果と著者が勧める生活習慣が、本文で分けて説明されているかも読み比べます。
生活例の具体性
交代勤務、育児、通勤など、自分の生活に近い場面が扱われているかを見ます。睡眠の仕組みを知る本か、生活例を読む本かで選びます。
専門用語の説明量
体内時計や睡眠段階などの用語を、図とともに説明する本は初学者にも追いやすくなります。専門用語が続く章を一つ試し読みして判断します。
購入前の確認
- 刊行年と改訂版を確認する
- 著者の専門領域を見る
- 出典や参考文献の記載を確かめる