発酵食品の仕組みを学ぶ本
おすすめの本
3冊
発酵はおいしい! イラストで読む世界の発酵食品
編集部の評価:89/100
ferment books・おのみさ/パイインターナショナル
発酵食品の種類や文化を、イラストを見ながら気軽に知りたい人。
内容・選ぶ前の確認
世界各地の約250の発酵食品を紹介。日本の郷土食、麹の働き、醸造の現場、歴史まで扱い、知らない食品に出会う楽しさがあります。
選ぶ前に確認:見て学ぶ食品ガイドとして使いやすい一方、微生物学の専門教科書ではありません。掲載された食品すべてを家庭で作れるという意味ではなく、実作業には食品ごとの管理が必要です。
評価の理由:イラストで多様な発酵食品と文化に親しめる。詳しい微生物学や全食品の調理手順を求める用途とは異なる。
出版社の紹介発酵検定公式テキスト
編集部の評価:89/100
日本発酵文化協会監修/実業之日本社
発酵の用語や食品の違いを整理して覚えたい人。
内容・選ぶ前の確認
微生物と発酵の基本から、食品図鑑、郷土食、世界の発酵食、歴史へ進むテキスト。模擬問題で理解を振り返れます。
選ぶ前に確認:調理にすぐ使えるレシピを多く求める人には、実践の量が物足りないという感想があります。初版第1刷・第2刷には協会の正誤表があるので、古い刷を使う際は確認してください。
評価の理由:用語と食品の違いを整理し、模擬問題で復習できる。レシピの実践量を重視する人には物足りない。
出版社の紹介発酵の技法 世界の発酵食品と発酵文化の探求
編集部の評価:81/100
サンダー・エリックス・キャッツ/水原文訳/オライリー・ジャパン
発酵の入門を読み終え、製法と文化の両方を深く知りたい人。
内容・選ぶ前の確認
野菜、乳、穀物、豆など食材別に、世界各地の発酵をたどる大部の一冊。作業の考え方と文化的背景を合わせて読み、知識を広げられます。
選ぶ前に確認:分量と手順だけを追う初心者向けレシピ集ではなく、500ページを超える詳しい本です。肉・魚などの発酵を含むため、家庭での実践には食品ごとの衛生・温度管理の知識も必要です。
評価の理由:製法と文化を食材別に深く読める。分量が多く、初めての調理手順を短く学ぶ一冊には向かない。
出版社の紹介選ぶときのポイント
科学解説と料理例の配分
仕組みを知りたいなら微生物や発酵過程の解説、料理に使いたいなら食材別の使い方を扱う本を選びます。
扱う発酵食品の種類
味噌、醤油、ヨーグルトなど、どの食品を詳しく扱うかを見ます。幅広い入門書か、一つの食品に絞った本かで選びます。
図解のわかりやすさ
材料が変化する順序や、微生物の役割を図で説明する本は仕組みを追いやすくなります。用語だけでなく具体的な食品と対応しているかを見ます。
購入前の確認
- 家庭での衛生上の注意を見る
- 監修者の専門分野を確認する
- 保存方法の根拠を確かめる