漫画のストーリー作りを学ぶ本
おすすめの本
4冊
マンガのマンガ 初心者のためのマンガの描き方ガイド コマ割りの基礎編
編集部の評価:93/100
かとうひろし/銀杏社
キャラクターは描けるのに、会話や動きを自然な順番でコマに並べられず悩む人。
内容・選ぶ前の確認
漫画そのものを使って、読み順や人物の位置、伝わる画面の作り方を説明します。良い例と伝わりにくい例を比べ、ネームを作る前の基本を整理できます。
選ぶ前に確認:2008年の内容をもとにした新装版で、絵柄や演出は古く感じる場合があります。最新の作風をまねる本より、基本的な読みやすさを学ぶ本として選べます。
評価の理由:比較できる作例で、コマ割りと読む順序の基本をつかめます。経験者には既知の内容もあります。
出版社の紹介マンガの原理(Kindle版)
編集部の評価:91/100
大場渉・森薫・入江亜季/KADOKAWA
漫画を描いた経験があり、コマ割りや読みやすさを理屈から見直したい人に。
内容・選ぶ前の確認
作例を使って視線の流れ、ページのめくり、人物の見せ方などを説明する技法書。読む側にも、表現の仕組みを考える手がかりになります。
選ぶ前に確認:初めて描く人には難しい箇所があり、断定的な語り口も好みが分かれます。Kindle版は固定レイアウトで、文字検索などに対応しません。
評価の理由:漫画表現を作例と理屈で見直せます。制作経験者向けの難しさと断定的な語り口があります。
出版社の紹介漫々快々プラス
編集部の評価:84/100
菅野博之/コミッカーズ編集部編/美術出版社
自分で漫画を描いていて、投稿作の添削から改善点を学びたい人に。
内容・選ぶ前の確認
投稿された漫画と描き直した例を見比べながら、導入、コマ割り、吹き出し、短い物語のまとめ方を考える技法書。具体的な直し方を知りたいときに役立ちます。
選ぶ前に確認:旧版『漫々快々』と重複する内容が多い新装版です。図の小ささやページ内の配置に読みづらさを感じる読者もいます。
評価の理由:投稿作と修正例の比較が具体的です。図の読みづらさと旧版との重複を考慮した評価です。
出版社の紹介マンガの描き方―似顔絵から長編まで
編集部の評価:82/100
手塚治虫/光文社
画力の練習だけでなく、読者に伝わる物語やアイデアの作り方を考えたい人。手塚治虫の創作観に触れたい人にも。
内容・選ぶ前の確認
絵、アイデア、物語づくりを通して漫画表現を考える入門書です。制作を始める際の考え方を知るほか、読む側が演出の工夫に気づくための読みものとしても選べます。
選ぶ前に確認:作画例や道具の説明には時代性があります。現代的な絵柄の練習やデジタル制作の操作を覚える目的なら、別の技法書の方が直接役立ちます。
評価の理由:漫画で何をどう伝えるかを考える入口になります。現在のデジタル作画の操作は扱いません。
出版社の紹介選ぶときのポイント
短編と長編の扱い
読み切りを描くなら限られたページで結末までまとめる例、連載を考えるなら各話の区切りや伏線の回収を扱う本が候補です。
添削例の具体性
修正前後のネームが並び、台詞やコマの順番を変えた理由が説明されていると、自分の原稿にも応用しやすくなります。
プロット用テンプレート
人物の目的、対立、結末を書き込めるシートがあると、読みながら筋書きを作れます。解説を読む本か、書き込んで進める本かで選びます。
購入前の確認
- 自分が描きたい長さに合うか見る
- 完成原稿までの例があるか確認する
- 書き込み式か読み物中心か確かめる