親子の会話を考える本
おすすめの本
5冊
働く親のためのサバイバルガイド 子育ても仕事も大切にしたい人の人生戦略書
編集部の評価:95/100
岸畑聖月/文響社
復職や小学校入学を前に、家族の分担と働き方を具体的に相談したい人。
内容・選ぶ前の確認
子どもの年齢ごとに両立の課題を整理し、家族会議や準備のチェック項目を紹介。入学後の生活や長期休暇を見通す材料になる。
選ぶ前に確認:入学準備だけでなく妊娠期からキャリアまで扱う厚めの本。学童や職場の条件は家庭ごとに異なるため、必要な章を選んで使いたい。
評価の理由:入学と復職を含む生活の変化を、家族で相談する項目に落とし込みやすい。広い範囲を扱うため必要な章を選びたい。
出版社の紹介もう叱りたくないと思ったら読む本――子育て世代の新常識 マンガ〈叱る依存〉がとまらない
編集部の評価:92/100
フクチマミ・村中直人/紀伊國屋書店
叱ってばかりの日々を見直したいが、長い育児書を読む余裕がない人。
内容・選ぶ前の確認
日常の場面を漫画にし、叱り続ける前に環境を変える工夫や、伝えるべきことの伝え方を紹介。親の疲れや余裕のなさにも目を向ける。
選ぶ前に確認:漫画で考え方をつかむ入門向け。個々の子どもの事情に合わせた対応や、専門的な支援の代わりにはならない。
評価の理由:叱ることが増えた日常を漫画で振り返れる。読みやすいが個別の事情への支援まで網羅する本ではない。
出版社の紹介子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉
編集部の評価:91/100
天野ひかり/とげとげ。漫画/ディスカヴァー・トゥエンティワン
宿題や片付けなど、毎日のやり取りで言葉がきつくなってしまう人。
内容・選ぶ前の確認
親と子で同じ場面の捉え方が違うことを、漫画と相談形式で説明。自分の声かけを振り返り、別の伝え方を考える材料になる。
選ぶ前に確認:例のとおりに対応するのは大変という声がある。年齢や発達段階による違いは自分の家庭に合わせて考え、例文を唯一の正解としないで使いたい。
評価の理由:日常の声かけを具体例で見直せる。年齢による違いや親の負担を踏まえた調整が必要。
出版社の紹介子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本
編集部の評価:90/100
フィリッパ・ペリー/高山真由美訳/日経BP 日本経済新聞出版
子どもへの怒りや会話のすれ違いを、自分の育ちも振り返りながら考えたい人。
内容・選ぶ前の確認
親自身の感情と子どもとの関係を、事例を通して考える。言い負かすことより気持ちを伝え合うことへ目を向けるための本。
選ぶ前に確認:説明の繰り返しや小さい文字が負担という声がある。乳児期の話も多く、すぐ使える短い声かけ集を求める人には長く感じられる。
評価の理由:親自身の感情と会話を振り返りたい人に合う。事例は豊富だが反復や文字の細かさが負担になる場合がある。
出版社の紹介この子はこの子のままでいいと思える本(Kindle版)
編集部の評価:87/100
佐々木正美/主婦の友社
子どもに期待をかけすぎて疲れ、接し方を落ち着いて考え直したい人。
内容・選ぶ前の確認
しつけや親子の衝突、思春期前の関わりなどの相談に答える。日々の悩みから、子どもを受け止める姿勢を考えられる。
選ぶ前に確認:母親に向けた相談と、父親・母親の役割を論じる章がある。家庭の形や分担に合わせて受け止め、書かれた理想を全部背負わずに読みたい。
評価の理由:悩み相談から親子の関わりを考えやすい。親の役割に関する考え方は家庭に合わせて読みたい。
出版社の紹介選ぶときのポイント
対象となる子どもの年齢
幼児への声掛けと、思春期の子どもとの対話では場面が異なります。今の年齢や家庭で起きている出来事に近い例を扱う本を選びます。
会話例と背景説明の比率
言い方の例を知りたいなら会話例、反応の背景を考えたいなら解説がある本を選びます。例文だけでなく、前後の状況も示されているかを見ます。
家庭と学校場面の扱い
家族間の会話を考える本か、学校や友人関係の話を聞く場面も扱う本かで選びます。目次で自分が困っている場面を探します。
購入前の確認
- 一つの対応を万能視していないか見る
- 著者や監修者の専門性を確認する
- 相談が必要な範囲の案内を確かめる