心理学の基礎を学ぶ本
おすすめの本
5冊
ゼロからはじめる心理学・入門 改訂版 人の心を知る科学
編集部の評価:90/100
金沢創・市川寛子・作田由衣子/有斐閣
心理学が扱う分野を、大学の入門授業のように広く学びたい人。
内容・選ぶ前の確認
素朴な疑問から出発し、心理学の基礎と応用を見渡すテキスト。図や問いを使って考えながら、理論の基本を押さえられます。
選ぶ前に確認:専門分野を詳しく学ぶ前の概説です。特定の悩みへの対処法や、資格試験の問題演習を中心に求める用途には向きません。
評価の理由:基礎から応用までの見通しを立てやすい構成。研究や理論を学ぶ最初のテキストに向きます。
出版社の紹介イラスト&図解 知識ゼロでも楽しく読める!心理学
編集部の評価:90/100
齊藤勇 監修/西東社
心理学の用語や人の行動に、カラー図解から気軽に触れたい人。
内容・選ぶ前の確認
デマや言い訳など身近な行動を入口に、心理学の用語と考え方を紹介する。短い話題ごとに読め、興味を持てる分野を探すのに向く。
選ぶ前に確認:知識を広く紹介する構成で、体系的な研究方法や実践の練習は少ない。心理テストを自分や他人の診断として使う本ではない。
評価の理由:短い図解で心理学への関心を広げやすい本。体系的な研究法や実践練習の教材には向きません。
出版社の紹介図解 心理学用語大全 人物と用語でたどる心の学問
編集部の評価:90/100
田中正人 著・齊藤勇 監修/誠文堂新光社
心理学者や専門用語の関係を、イラストで見渡したい人。
内容・選ぶ前の確認
心理学者の紹介と用語の図解を組み合わせ、心理学の流れをたどれる。知らない言葉を調べながら読む最初の補助本に向く。
選ぶ前に確認:個々の理論の詳しい検証には専門書が必要。74〜75ページには出版社の訂正ページがあるため、手元の刷と合わせて確認したい。
評価の理由:人物と用語の関係を図解でつかみやすい本。詳しい理論の学習は専門書と組み合わせたい内容です。
出版社の紹介心理学・入門 心理学はこんなに面白い 改訂版
編集部の評価:88/100
サトウタツヤ・渡邊芳之/有斐閣
心理学を大学で学ぶ前に、分野の全体像や研究の進め方を知りたい人。
内容・選ぶ前の確認
心理学の基本に加えて、心理学に関わる仕事、研究法、研究倫理を扱う。次に読む本を選ぶためのブックガイドも備える。
選ぶ前に確認:学問としての心理学を紹介する本。対人関係のテクニックや資格試験の問題演習が目的なら、別の実用書・問題集を選びたい。
評価の理由:研究法や仕事まで含め、学問としての心理学を紹介する構成。大学で学ぶ前の準備に向きます。
出版社の紹介ようこそ、心理学部へ
編集部の評価:87/100
同志社大学心理学部 編/筑摩書房
心理学部への進学を考えていて、大学でどんな研究をするか知りたい人。
内容・選ぶ前の確認
認知、感情、犯罪、食行動など、複数の分野を大学教員が講義形式で紹介する。興味のある研究テーマを見つける入口になる。
選ぶ前に確認:各分野の導入を体験する構成で、体系的な概論の教科書や受験案内ではない。個々の研究を詳しく学ぶには専門書へ進みたい。
評価の理由:各分野の講義を通して研究への関心を探せる本。進学検討や最初の分野選びに向きます。
出版社の紹介選ぶときのポイント
扱う研究領域の広さ
心理学の全体像を知るなら認知、発達、社会などを広く扱う本、関心が決まっているなら分野別の入門書が候補です。
実験例の多さ
実験の手順や参加者の反応を紹介する本は、研究の問いを具体的に理解しやすくなります。結果だけでなく、その解釈も読めるかを見ます。
統計の難易度
数式なしで概念を学ぶか、研究データの読み方まで学ぶかで選びます。グラフや統計の章を試し読みし、必要な前提知識を確認します。
購入前の確認
- 大学教科書か一般書か確認する
- 研究出典と刊行年を見る
- 用語索引の有無を確かめる