発達心理学の入門書
おすすめの本
4冊
ステップアップ心理学シリーズ 発達心理学 こころの展開とその支援
編集部の評価:91/100
相馬花恵・板口典弘 編著/講談社
発達の理論と支援の考え方を、大学の基礎レベルから学びたい人。
内容・選ぶ前の確認
生涯発達、知覚や言語の発達、アタッチメントなどを段階的に学べる。カラー図版と欄外解説があり、基礎知識から支援を考えるためのテキスト。
選ぶ前に確認:家庭ですぐ使う育児の手順書ではない。図解はあるものの、専門用語や理論を文章で読む時間も必要になる。
評価の理由:発達の基礎理論から支援の考え方まで段階的に学べる構成。育児の手順より学問的な理解を求める人向けです。
出版社の紹介ベーシック発達心理学
編集部の評価:90/100
開一夫・齋藤慈子 編/東京大学出版会
保育や教育に関わるため、子どもの発達を研究に基づいて学びたい人。
内容・選ぶ前の確認
乳幼児期の認知、言語、愛着、社会性を詳しく扱い、成人期以降も概観するテキスト。基本概念から文献案内へ進める構成です。
選ぶ前に確認:乳幼児期の説明が中心で、成人・高齢期は概要です。専門用語に慣れていない場合は、図と本文を照らしながら読む必要があります。
評価の理由:図表と参考文献で基礎から学びを深めやすい構成。初学者には用語を調べながら読む時間が必要です。
著者・監修者の紹介よくわかる発達心理学 第2版
編集部の評価:90/100
無藤隆・岡本祐子・大坪治彦 編/ミネルヴァ書房
乳幼児から老年期まで、人生の各段階で起こる変化を整理したい人。
内容・選ぶ前の確認
胎児期から老年期までを年代別にまとめ、身近な100のテーマから発達心理学に触れられる。関心のある時期を選んで読み進めやすい。
選ぶ前に確認:2009年刊の基礎入門書。最新の研究動向や支援制度を調べる用途には、新しい資料を併用したい。
評価の理由:年代別の短いテーマで発達の流れを整理しやすい本。最新動向の把握より基礎の学習に向きます。
書誌情報完全カラー図解 よくわかる発達心理学
編集部の評価:88/100
渡辺弥生 監修/ナツメ社
子どもから高齢者までの発達を、図で見渡して学びたい人。
内容・選ぶ前の確認
胎児期から高齢期まで、発達心理学の基本をカラー図解で紹介する本。実験や統計資料も交え、年齢ごとの変化を知る入口になります。
選ぶ前に確認:広い年齢範囲を扱う基礎解説です。個別の子育てや支援の課題について、具体的な対応手順を集めた本ではありません。
評価の理由:発達の全体像をカラー図解でつかみやすい構成。詳しい理論を学ぶ前の入口に向きます。
出版社の紹介選ぶときのポイント
対象とする発達段階
乳幼児、児童、青年、成人以降のどの時期を知りたいかで選びます。生涯を扱う本では、各段階の分量も確認します。
理論と観察例の配分
理論を整理したいなら体系的な入門書、生活場面から理解したいなら観察事例を収めた本が候補です。
専門用語の量
初めてなら、発達段階や研究の用語を具体例で説明する本が読みやすいです。専門職向けの本は、序文で前提知識を確認します。
購入前の確認
- 関心のある年齢を扱う章を確認する
- 引用研究の年代を見る
- 生涯発達まで扱うか確認する