データ分析の入門書
おすすめの本
2冊
分析者のためのデータ解釈学入門 データの本質をとらえる技術
編集部の評価:89/100
江崎貴裕/ソシム
統計の基礎を学び、分析結果を信じる前にデータの偏りや解釈の落とし穴を考えたい人。
内容・選ぶ前の確認
データの集め方、偏り、扱い方から結果の解釈までを見渡す本です。図や事例を通じて、計算手順だけでは見落としやすい問題を整理できます。
選ぶ前に確認:特定のソフトの操作を覚える本ではありません。一部に数式があり、個々の分析手法を深く学ぶには別の専門書も必要です。
評価の理由:分析の前後にある偏りと解釈を整理する構成が強み。操作手順や個々の手法を深める教材とは使い分けたい本です。
出版社の紹介Pythonによるデータ分析入門 第3版 ―pandas、NumPy、Jupyterを使ったデータ処理
編集部の評価:82/100
Wes McKinney/瀬戸山雅人・小林儀匡 訳/オライリー・ジャパン
Pythonの基本を一度学び、表形式のデータを加工・集計する力を実例で身につけたい人。
内容・選ぶ前の確認
pandasやNumPyを使うデータ処理を、実行できるコードとともに学べます。欠損値の扱い、結合、集計、可視化など、分析に入る前の作業を体系的に整理できます。
選ぶ前に確認:612ページの分量があり、短時間で概観をつかむ用途には重めです。pandas 2.0を基準とした版なので、実行環境と出版社の正誤表を合わせて確認すると進めやすくなります。
評価の理由:Pythonの基礎学習後にデータ加工を体系的に学べる。分量が多く、実行環境を合わせて取り組む必要がある。
出版社の紹介選ぶときのポイント
数学の前提知識
平均やグラフの読み方から始める本か、数式や確率を前提にする本かを確認します。最初の例題を自分で追える難しさを選びます。
使用するソフト
Excelで試したいか、PythonやRでコードを書きたいかに合わせます。使うソフトの版と、追加で必要な環境も確認します。
演習データの有無
自分で分析するなら、本文と同じデータを入手できる本が候補です。データの読み込みからグラフや結果の解釈まで一通り練習できるかを見ます。
購入前の確認
- 対応ソフトの版を見る
- 練習用データの配布条件を確認する
- 統計用語の解説範囲を確かめる