カテゴリから動物の本を探す
おすすめの本
13冊
ぱっと見わけ 観察を楽しむ 野鳥図鑑 増補改訂版
編集部の評価:93/100
石田光史 著/樋口広芳 監修/ナツメ社
散歩で見た鳥を、特徴と鳴き声の両方から調べたい人
内容・選ぶ前の確認
亜種を含む369種を写真で紹介し、雌雄や季節による違いも解説。QRの音声と観察のヒントを使い、見た姿だけでは分からない鳥にも近づける。
選ぶ前に確認:情報量が多く、使い始めは目的の鳥を探すのに時間がかかる。野外で音声を流して鳥を呼び寄せる使い方は避け、事前・事後の学習に使いたい。
評価の理由:姿と声を組み合わせて調べられ、観察のヒントも得られる。最初はページを探す練習が必要。
出版社の紹介僕には鳥の言葉がわかる
編集部の評価:92/100
鈴木俊貴/小学館
鳥の声を聞いて、研究者がどう意味を確かめるのか知りたい人
内容・選ぶ前の確認
シジュウカラの声をめぐる観察と実験を、著者自身の経験から語る科学エッセイ。日常の気づきから仮説を考える過程を楽しめる。
選ぶ前に確認:鳥の種類を見分ける図鑑や、すべての鳥の声を訳す辞典ではない。漢字に慣れない読者には別刊のふりがな版もある。
評価の理由:鳥の声を手がかりに、仮説と実験の面白さを追える。種類を調べる図鑑とは使い分けたい。
出版社の紹介動物 新訂二版 講談社の動く図鑑MOVE
編集部の評価:90/100
講談社 編/山極寿一・本郷峻 監修/講談社
写真と動画の両方で哺乳類への興味を広げたい子どもと家族
内容・選ぶ前の確認
生息環境ごとのつながりをイラストや生態写真で紹介し、動画でも動く姿を見られる図鑑。動物園で気になった動物を家で調べる用途にも使える。
選ぶ前に確認:動画のにぎやかな演出は好みが分かれる。スマホ視聴には本のシリアルコードと無料会員登録が必要。携帯して野外で見分ける図鑑より、自宅で読む大判の本。
評価の理由:写真と映像で哺乳類への関心を広げやすい。動画の演出には好みがあり、本体と分けて選びたい。
出版社の紹介ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ
編集部の評価:89/100
アシュリー・ウォード/ダイヤモンド社
動物が群れで暮らす理由を、いろいろな種の事例から知りたい人
内容・選ぶ前の確認
昆虫から鳥、クジラや霊長類まで、動物の社会的な行動を幅広く紹介。協力や争い、学習について、観察のエピソードを読み進められる。
選ぶ前に確認:700ページを超える大部の読み物。名前を調べる図鑑や、ペットの飼育手順を探す人には用途が違う。興味のある動物から時間をかけて読みたい。
評価の理由:動物の社会行動を豊富な事例で楽しめる。大部なので、短時間で全体像をつかむより時間をかけて読む人向け。
出版社の紹介動物行動の観察入門 計画から解析まで
編集部の評価:89/100
マリアン・S・ドーキンス 著/黒沢令子 訳/白揚社
動物を眺めるだけでなく、問いを立てて記録する観察を始めたい人
内容・選ぶ前の確認
仮説、サンプリング、観察と分析を順に解説。調査の計画を立てるときに、何をどう記録するかを考えるための入門書。
選ぶ前に確認:面白い動物の話を読むより、研究の方法を学ぶ本。統計に触れる章もあるので、気軽な雑学を探す人より観察を実践したい人向け。
評価の理由:観察計画から記録・解析へ進める実践向けの入門。雑学よりも観察技法を学びたい人に合う。
出版社の紹介くらべてわかる動物の痕跡
編集部の評価:89/100
安田守・阿部浩志/山と溪谷社
野山で見た足跡や食べ跡から、動物の暮らしを知りたい人
内容・選ぶ前の確認
よく似た足跡、フン、食痕や巣を写真で並べて比較。後半の種別解説と行き来しながら、複数の手がかりから考えられる。
選ぶ前に確認:羽根の種類を詳しく調べる用途には物足りない場合がある。痕跡だけで種類を断定せず、野生動物への接近やフンへの接触は避けたい。
評価の理由:似た痕跡を並べた写真で見比べられる。羽根の種類を詳しく調べる用途には別の図鑑もほしい。
出版社の紹介世界で一番美しい野生ネコ図鑑
編集部の評価:87/100
水口博也・秋山知伸/誠文堂新光社
野生のネコ科動物を、写真と生態の話から楽しみたい人
内容・選ぶ前の確認
大型ネコを中心とした野外の写真に、生態や保全の解説を組み合わせる。動きや暮らしを見ながら、野生動物が置かれた環境にも関心を広げられる。
選ぶ前に確認:種ごとの違いを引く図鑑より、写真と解説を読む性格が強い。保全状況の記述は2021年刊当時の情報として読みたい。
評価の理由:野生ネコの写真と保全の解説を楽しめる。細かな種の識別より、暮らしを知る鑑賞用に向く。
出版社の紹介決定版 見分け方と鳴き声 野鳥図鑑350 音声QRコード付き
編集部の評価:86/100
植村慎吾 著/上田恵介 監修/世界文化ブックス(発売:世界文化社)
探鳥会で聞いた鳥の名前を、姿や鳴き声と結びつけたい人
内容・選ぶ前の確認
基本は1ページ1種類で、日本で観察される350種を紹介。分布の略図、見られる季節と場所、音声を組み合わせて学べる携帯図鑑。
選ぶ前に確認:鳥の名前から引く使い方に向き、場所から未知の鳥を探すには慣れが必要。似た鳥は一枚の写真だけで決めず、複数の特徴を比べたい。
評価の理由:鳥の名前から姿と声を調べるのに使いやすい。未知の鳥を生息場所から探す用途には慣れがいる。
書誌情報ソロモンの指環 動物行動学入門
編集部の評価:84/100
コンラート・ローレンツ 著/日高敏隆 訳/早川書房
研究者が動物を観察する楽しさを、エッセイとして味わいたい人
内容・選ぶ前の確認
鳥や魚、身近な動物の観察を、ユーモアを交えて描く古典。行動の細かな違いに目を向ける研究者の姿勢を読み取れる。
選ぶ前に確認:古典としての観察記録で、現在の研究全体をまとめた教科書ではない。当時の飼育方法をそのまま実践する手引きにはしないこと。
評価の理由:細かな観察と語りの面白さが魅力。古典の読み物として選び、現在の飼育や研究の手引きとは分けたい。
出版社の紹介おとなのための動物行動学入門
編集部の評価:84/100
今福道夫/昭和堂
身近な疑問から動物行動学の考え方に触れたい人
内容・選ぶ前の確認
動物の争い、学習や群れなどを題材にした教養エッセイ。ヤドカリやチンパンジーなどの研究例から、行動を見る視点を学べる。
選ぶ前に確認:200ページの読み物で、分野全体を順序立てた専門教科書や実験手順書ではない。理論や観察技法を深めたい人は参考文献へ進みたい。
評価の理由:身近な疑問と研究者の視点をつなぐ読み物。研究手順を順に学ぶ本ではない。
書誌情報野生動物の痕跡図鑑 ツキノワグマからアライグマまで見分けて役立つフィールドサイン入門
編集部の評価:83/100
奥山英治/つり人社
足跡や食べ跡をクイズ感覚で見分ける練習をしたい人
内容・選ぶ前の確認
写真を見て持ち主を考え、解説で確かめる構成。シカ、キツネ、リスなど身近な哺乳類の痕跡を、まず知るための入門書。
選ぶ前に確認:痕跡から危険がないと判断するための本ではない。クマなどの出没情報は別途確認し、動物を追ったりフンに触れたりせず観察したい。
評価の理由:写真のクイズから痕跡に親しめる。種類の判断や野外の安全を一冊に任せず使いたい。
出版社の紹介基礎からわかる動物行動学
編集部の評価:82/100
トリストラム・D・ワイアット 著/沼田英治 監修/青山薫 訳/ニュートンプレス
生物の基本を知り、行動学の全体像を短い本で整理したい人
内容・選ぶ前の確認
感覚、発達、学習、信号、集団行動へと進み、研究上の問いを説明する。多様な動物の例を通して、行動が生じる理由を複数の角度から考えられる。
選ぶ前に確認:専門用語が多く、完全な初学者には調べながら読む必要がある。2021年の『サイエンス超簡潔講座 動物行動学』と同内容の新書化なので重複購入に注意。
評価の理由:行動学の主要な問いを小さな本で見渡せる。専門用語が多いため、生物の基本を知る人に向く。
出版社の紹介日本野生動物 ヤマケイポケットガイド24
編集部の評価:79/100
久保敬親 ほか/山と溪谷社
日本の哺乳類・爬虫類・両生類を、小さな本で眺めたい人
内容・選ぶ前の確認
約130種の特徴や生態を写真で紹介する携帯型の図鑑。生きた姿の写真を楽しみながら、日本の動物の種類を知る用途に向く。
選ぶ前に確認:2001年刊で、分類や分布の新しい情報には対応していない。識別用写真の分かりやすさには評価が分かれ、厳密な同定には新しい専門図鑑も使いたい。
評価の理由:小型で生きた動物の写真を眺めやすい。古い分類と識別写真の限界があり、観察の補助として選びたい。
書誌情報