世界史の流れを学ぶ本
おすすめの本
8冊
一気読み世界史
編集部の評価:93/100
出口治明/日経BP
細部を覚えるより先に、世界史の大きな流れを通して読みたい人。
内容・選ぶ前の確認
地域を横断しながら時代順に歴史をたどる。政治や経済、文化の出来事をつなげ、同時代の世界を見渡すための概説書。
選ぶ前に確認:出来事の要約には著者の視点があり、特定の地域や時代を詳しく学ぶ本ではない。興味を持った箇所は専門書で掘り下げたい。
評価の理由:口語的な説明で世界の大きな流れをつかみやすい本です。要約には著者の見方があり、詳しく学ぶ前の概観に向きます。
書誌情報一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書
編集部の評価:92/100
山﨑圭一/SBクリエイティブ
年号の暗記でつまずき、地域ごとの歴史の流れから学び直したい人。
内容・選ぶ前の確認
地域ごとの歴史を追ってから、世界が結びつく過程へ進む構成。出来事の前後関係を物語として捉え、世界史の大枠をつかむ。
選ぶ前に確認:年号を使わない構成は好みが分かれる。同じ時代の地域間の比較には年表を併用したい。題名のように1回で覚えられることを保証する本ではない。
評価の理由:地域ごとの流れを追う説明が学び直しに適しています。年号がないため、同時代の比較には年表を添えて読みたい本です。
出版社の紹介小学生でもわかる世界史
編集部の評価:91/100
ぴよぴーよ速報/朝日新聞出版
教科書の文章が苦手で、くだけた言葉や図から世界史に興味を持ちたい人。
内容・選ぶ前の確認
地域ごとの流れを、地図や図版と会話のような言葉で解説する。用語の暗記より、何が起きたかを大まかに捉える入口になる。
選ぶ前に確認:乱暴に感じる言葉遣いや大胆な単純化は好みが分かれる。動画と同じ楽しさを期待する人や、細かな因果関係を学びたい人には物足りない場合がある。
評価の理由:図とくだけた説明が苦手意識を和らげます。言葉遣いや単純化には好みが分かれ、詳説書へ進む前の入口として適しています。
出版社の紹介もし世界が1つのクラスだったら 上 日本開国編
編集部の評価:91/100
大橋弘祐・竹流・神野正史監修/文響社
近代の国際関係を、漫画の人物関係からイメージしたい人。
内容・選ぶ前の確認
国を高校生に置き換え、開国から帝国主義、第一次世界大戦、世界恐慌へと進む。日本と各国の関係を視覚的に捉える入門漫画。
選ぶ前に確認:擬人化は複雑な国内事情を単純化している。古代からの通史ではなく近代史の上巻なので、扱う時代と続巻の有無を確かめて選びたい。
評価の理由:国どうしの関係を漫画の人物関係でつかみやすい構成です。近代史の上巻であることと、擬人化の限界を踏まえて読む人に向きます。
出版社の紹介新 もういちど読む 山川世界史
編集部の評価:90/100
「世界の歴史」編集委員会/山川出版社
高校で学んだ世界史を、教科書に近い落ち着いた説明で復習したい人。
内容・選ぶ前の確認
世界史の基本事項を通して読み直すための本。カラー図版やコラムを交え、現代の問題につながる歴史的背景にも触れる。
選ぶ前に確認:詳しい専門的な説明より、高校レベルの知識の整理が中心。初めて出会う用語が多い人は、資料集や地図を併用すると読み進めやすい。
評価の理由:高校レベルの世界史を落ち着いた文章で復習できます。基礎の整理には便利ですが、専門的な詳しさは控えめです。
書誌情報アメリカの中学生が学んでいる 14歳からの世界史
編集部の評価:90/100
ワークマンパブリッシング・千葉敏生訳/ダイヤモンド社
イラストやノート風の紙面で、世界史の基礎を順番に学び直したい人。
内容・選ぶ前の確認
先史時代から現代までを扱う、アメリカ発の学習書の翻訳。色分けや図を使い、各時代の要点を整理して学べる。
選ぶ前に確認:536ページと分量がある。中国史など地域・時代ごとの詳しさには差があり、日本の学校の教科書と同じ範囲を期待せずに選びたい。
評価の理由:ノート風の図解で広い時代を学び直せます。分量は多く、地域ごとの説明の厚さにも差があるため、必要な部分は補いたい本です。
出版社の紹介詳説世界史図録 第5版
編集部の評価:90/100
木村靖二・岸本美緒・小松久男・橋場弦監修/山川出版社
通史を読みながら、地図・年表・図版で出来事を確かめたい人。
内容・選ぶ前の確認
世界史探究の教科書に沿った資料集。同時代の世界や歴史地図を見比べ、時間と場所のつながりを視覚的に整理できる。
選ぶ前に確認:読み物として順番に説明する通史ではなく、資料が中心。情報量が多いため、入門書と一緒に使うと理解しやすい。古い刷は出版社の正誤表も確認したい。
評価の理由:地図・年表・図版をまとめて確認でき、通史の理解を支えます。資料が多いため、文章による入門書との併用に向いています。
出版社の紹介世界史と日本史は同時に学べ!
編集部の評価:89/100
山﨑圭一/SBクリエイティブ
日本の出来事が起きた頃、海外では何が起きていたかを知りたい人。
内容・選ぶ前の確認
時代ごとの世界地図を使い、日本と各地域の動きを同時にたどる。別々に学んだ日本史と世界史を結びつける復習に向く。
選ぶ前に確認:地域ごとの詳しい通史を置き換える本ではない。出版社が年代や地名などの訂正を公開しているため、手元の本と正誤表を見比べて読みたい。
評価の理由:時代ごとの地図で日本と世界を比べられる構成が有用。年代などの正誤表があるため、手元の本との比較も必要です。
出版社の紹介選ぶときのポイント
地域の網羅性
複数地域のつながりを知る通史か、特定地域を深く読む本かを選びます。目次で地域ごとの分量を見て、関心のある地域が省かれていないか確認します。
年代順とテーマ別の違い
時代の流れをつかむなら年代順、交易や宗教などのつながりを知りたいならテーマ別の本が候補です。
地図と図表の充実度
国境や交易路の変化を追える地図があると、出来事の位置関係を整理できます。地名や記号が読み取れる大きさかも見ます。
購入前の確認
- 特定地域への偏りを目次で見る
- 年表と用語索引を確認する
- 参考文献の新しさを確かめる