日本語タイポグラフィを学ぶ本
おすすめの本
3冊
怖くないタイポグラフィ 1日10分30日!フォント・文字組み・文字レイアウト
編集部の評価:87/100
加納佑輔/翔泳社
文字の間隔やフォント選びに自信がなく、短い単位で基礎を学び直したい人。
内容・選ぶ前の確認
フォント、文字組み、レイアウトを順に扱い、おさらい問題で理解を確認できます。文字を読みやすく整える理由を、少しずつ覚えたい人の入口になります。
選ぶ前に確認:流行の表現を集めた作例集ではなく、基礎を固める教材です。付属ファイルを使った練習を重視する場合は、利用するソフトの対応も確認してください。
評価の理由:短い単位の学習と復習問題が基礎固めに合います。高度な表現や幅広い制作ソフトへの対応は主目的ではありません。
出版社の紹介1冊ですべて身につくWeb & グラフィック デザイン入門講座
編集部の評価:83/100
Mana/SBクリエイティブ
配色、文字、余白を感覚だけで決めていて、その理由を基礎から知りたい人。
内容・選ぶ前の確認
レイアウト、配色、タイポグラフィ、写真とイラストを広く扱います。制作の進め方や迷ったときの判断も学べるため、デザイン全体の入口として選べます。
選ぶ前に確認:広い分野の基礎をまとめた本です。文字組みや配色を専門的に掘り下げたい人は、その分野の本も合わせて読むとよいでしょう。
評価の理由:デザイン全体の入口として範囲が広い。文字組みや配色を専門的に掘り下げる用途には別の本も必要。
出版社の紹介日本語組版入門 その構造とアルゴリズム
編集部の評価:70/100
向井裕一/誠文堂新光社
文字組みの経験があり、禁則や配置のルールがなぜ必要なのか整理したい人。
内容・選ぶ前の確認
行内の配置、段落、版面、書体との関係を構造から考える本です。ルールを暗記するだけでは判断しにくい場面で、組版の仕組みに立ち戻れます。
選ぶ前に確認:題名は入門ですが、やさしい作例集とは性格が異なります。初めて文字組みに触れる人より、基礎知識を持ってじっくり読みたい人に向きます。
評価の理由:組版の仕組みを学び直す人には有用。初学者への難しさと、読者の具体的な評価が少ない点を考慮しました。
出版社の紹介選ぶときのポイント
縦組みと横組みの扱い
小説や冊子の縦組みか、Webや資料の横組みかに合わせて選びます。両方を使う場合は、句読点や約物の扱いを比較できる本が候補です。
書体見本の量
書体を選ぶ練習が目的なら、同じ文章を複数書体で組んだ見本が役立ちます。一文字の形だけでなく、本文として並べた状態を見ます。
紙面と画面の比率
印刷物を作るなら紙面の組版、Webを作るなら画面幅や表示環境も扱う本を選びます。自分の制作物に近いレイアウト例があるかを見ます。
購入前の確認
- 図版が十分な大きさか見る
- 対象となる制作環境を確認する
- カラーとモノクロの構成を確かめる